ロックオーガー(障害撤去)
地中障害撤去としてのロックオーガーとは、三点式杭打機フロントにダブルオーガーを搭載し、ケーシングとスクリューによって新設構造物築造の障害となる既存構造物(S造、SRC造を除く)を破砕する工法です。
ケーシング先端に超鋼ビットを装着し、地中障害物の外周部を切削します。内部のスクリューヘッドはケーシング内部に残るコア状の障害物を破砕し、後工程となる山留杭や仮設杭の施工を可能にします。
ロックオーガー削孔工事では、地中障害物を原位置で破砕させるため、貧配合のセメントミルクを注入し、旧躯体破砕後の地下地盤崩壊を防止します。また、敷地境界際での施工が可能です。