三点式杭打機
三点式杭打機とは、クローラークレーンをベースとした、1本のリーダーと2本のステーによる、三点支持式の杭打機です。リーダーに各種工法に対応した減速機・フロントアタッチメントを取り付け、これをトップシーブからワイヤーにて懸垂しています。主にオーガーの回転と自重にて削孔を行い山留杭、支持杭を打設します。三点式杭打機は主に大深度地下工事において広く採用されています。
三点式杭打機は主に大深度地下工事において広く採用されています。
代表的な工法である削孔注入工法は、オーガースクリューによって地山を削孔し、所定深度確認後、減速機に取り付けてあるスイベルを介し、スクリューヘッド先端より孔壁安定液として必要に応じたセメント系懸濁液を注入しながらスクリューを引上げます。スクリュー引上げ完了後、芯材(H型鋼等)を削孔穴に挿入し、各種山留杭・支持杭を打設する工法です。
各種組み合わせにより、ロックオーガー工法、HAS工法などの施工が可能です。